新茶の時期、新茶の意味や特徴を知ってますか?

新茶の時期

 

新茶の時期って、いつ頃のことをそう呼ぶのか知ってますか?

 

新茶の時期にお茶屋さんへ行くと、同じ種類のお茶でも新茶とそうじゃないお茶が販売されています。

 

 

同じお茶の種類のはずなのに、値段も変わって、新茶と普通のお茶は何が違うのだろう?

 

そんな疑問を持っている方もいると思います。

 

 

そこで、今回は新茶の時期や、普通のお茶との特徴の違い、値段の違い、新茶のおすすめ通販などについてお話しします。

新茶の時期はいつ?

新茶の時期

 

まず、新茶の時期っていつなのでしょうか?

 

地域によっても変わりますが、だいたい3月下旬〜5月上旬に摘まれたお茶のことを一般的に「新茶」と呼んでいます。

 

 

新茶は、その時期になると、年の一番初めの新芽が育ちます。

 

新芽はやわらかく上質な茶葉になるため、お茶の中でも特に美味しいとされています。

 

この時期のお茶は一番茶とも言われます。

 

 

ところで「夏も〜近づく〜八十八夜♪」という歌は知っていますよね?

 

有名な日本の唱歌の「茶摘み」の冒頭部分です。

 

実は、この「八十八夜」も新茶と深い関係があります。

 

 

まず「八十八夜」とはいつなのでしょうか?

 

ちょっとすぐには出てきませんよね(笑)

 

 

正解は・・・

 

「立春から数えて八十八日目」の、毎年5月1日〜2日のことを表します。

 

この時期は霜もなく、気候が安定してくるので、茶摘みにも良いとされてるわけですね。

 

新茶の時期

 

ただ、日本では全国各地でお茶が作られているので、全ての生産地にこれが当てはまるわけではありません。

 

 

たとえば、鹿児島県などの南の生産地は、温暖です。

 

そのため、全国に先駆けて3月下旬から4月上旬頃に、新茶の摘採が始まります。

 

次第に、北に向かって桜前線のように、暖かくなるにつれて茶摘みも活発になるのです。

 

 

それでは、新茶はいつまでなのかを知っていますか?

 

もちろん、産地による違いもあるため、決まった概念はありませんが、慣習的には「6月頃まで」とされています。

 

大まかに、新茶の時期はお分かりいただけたと思います。

 

 

ところで、毎年5月頃になるとお茶屋さんには「新茶入荷しました」などののぼりが出てきます。

 

また、ペットボトルにも新茶の文字が入ってきますよね。

 

 

じゃあ、そんな新茶は、普通のお茶に比べて特別なものなのでしょうか?

 

実は、「特別」なんですよ^^

 

 

それでは続いて、気になる「新茶の意味や特徴」などを深堀していこうと思います。

新茶の意味と特徴!色も違うって本当?

新茶の意味と特徴

 

新茶は年の一番初めに摘んだ茶葉で作られた一番茶であることは、先ほど伝えましたね。

 

じゃあ、一番茶は、なぜそれほどまでに特別とされるのかを説明しましょう。

 

 

一般的に、お茶は年に3〜5回収穫されるのですが、冬の寒い間に栄養をため込むと言われています。

 

そして、暖かくなり出てきた新芽には栄養素がたっぷり含まれていて、葉も柔らかい上質な茶葉が育ちます。

 

そのため、新茶は健康により良いとされていて、八十八夜にお茶を飲むと長生きするという話もあるほどなんですね。

 

 

そんな新茶の味には、当然のように特徴が現れてきます。

 

 

普通のお茶は、一般的に二番茶以降のものを使用されています。

 

二番茶以降は、気温が高くなっていくため、カテキンやカフェインなどの苦味・渋味成分が多く、葉も硬くなると言われています。

 

 

反対に新茶である一番茶は、苦味や渋味が弱い上にテアニンなどのうま味成分は一番豊富。

 

だから、味が良いわけですね。

 

 

また、色も特徴的なのですよ!

 

基本的に、淹れた際のお茶の色は黄色か黄緑色ですが、新茶はちがいます。

 

とても鮮やかな「緑色」なのです。

 

 

新茶は、味の良さももちろんですが、若々しい緑の香りと色も楽しめるお茶なので、お茶屋さんで買って淹れると良いですね。

 

 

「でも、新茶って特別なお茶という感じがして高そう…」

 

そう思う人もいるかも知れません。

 

 

果たして、新茶は高いのか?それとも高くないのか?

 

気になる新茶のお値段の話を、続けてしてみましょう。

新茶の値段は高いの?おいしく飲めるのはいくら?

新茶の値段

 

結論から言うと、新茶の値段の相場は、普通のお茶よりは高いです。

 

 

ただ、一口にお茶の値段といっても、品種や手間などの違いもあるため、一概に言えない点もあります。

 

 

お茶屋さんで販売されている一般のお茶の価格は「50gで600円〜1000円」が平均的かと思います。

 

茶葉50gで、だいたい10杯分以上は飲める量です。

 

 

一方、新茶ですが、個人的においしいお茶を飲むことができると思う値段は「50gで1000円〜1500円」が基準かと思います。

 

毎年一定の時期にしか採れない「希少価値」も含まれているのでしょう。

 

 

ペットボトルのお茶の値段を考えると、1500円のお茶は高いように感じるかもしれません。

 

でも、新茶は、ペットボトルにはない味わいや香り・色を楽しむことが出来ます。

 

1杯150円くらいと計算すれば、決して高い値段ではないことが分かってもらえると思います。

 

 

また、値段は、お茶の品種やお店などによって様々です。

 

高ければ高いほど、手で摘まれているなどの手間が加えられているなど、上質な茶葉を堪能できます。

 

新茶の季節になると、お茶屋さんも様々な商品を出しますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

 

 

ただ・・・いざ新茶を買おうと思っても「どれにすれば良いかわからない!」という方もいるかもしれません。

 

そこで、最後に、おすすめの新茶のお店を一つご紹介したいと思います。

新茶の通販のおすすめは?

新茶の通販おすすめ

 

通販でも買えるおすすめの新茶は、いろいろあって迷ってしまうというのが正直なところ。

 

でも、今回は、私がいろいろと見て来て、これは!と思う通販のお茶屋さんをご紹介します。

 

そのお茶屋さんとはズバリ!

 

 

「一保堂茶舗」さんのお茶です。

 

毎年5月〜6月までの限定で、自宅用の袋入りから贈答用の缶まで販売されます。

 

今年(2018年)の値段は、袋入り50gで1,188円から缶入り255gで、6,480円でした。

 

一保堂茶舗さんは、通販もありますが、店舗や一部百貨店などでも買えますよ。

 

 

新茶は、とにかく若々しい爽やかな香りが特徴です。

 

それを一番感じることが出来るお茶が「一保堂茶舗」さんなんですね。

 

 

一見、味が薄いかもしれないと思うほど薄い緑色なのですが、色からは想像がつかないほどの香り高さと爽やかな味には驚きますよ。

 

どの新茶を買うか迷ったときは、ぜひ参考にしてください!

 

新茶の時期〜まとめ

では、まとめです。

 

今回は、新茶の時期、意味や特徴、値段やおすすめ通販についてお伝えしました。

 

 

新茶とは、毎年5月頃に摘まれた一番茶のことです。

 

 

普通のお茶と比べると、新茶は苦味・渋味が少なく、若々しい香りに鮮やかな緑色。

 

 

価格は普通のお茶よりは少々高いですが、決して手の届かない値段ではありません。

 

どのお茶にしようか迷ったときは「一保堂茶舗」の新茶がおすすめです。

 

 

新茶として売られるのは5月〜6月頃までなので、時期が近付いてきたら是非注目してみてくださいね。

スポンサードリンク

スポンサードリンク

関連記事とスポンサーリンク