失敗しない上質な日本茶の選び方〜パッケージについて
あなたはお茶を購入する際、どこを見て購入しますか?
おそらく多くの方が「パッケージ」と答えるのではないでしょうか。
茶葉のパッケージには、賞味期限や原材料、保存方法などが明確に記されています。
記載されている内容によって、その日本茶がどんな香りと味わいを持つのかを、おおよそ理解することができます。
ここでは、そんなパッケージから読み取れるお茶の特徴をご紹介します。
日本茶の選び方のポイント 茶葉の名称・原材料
日本茶の選び方ポイント 茶葉の名称
日本茶のパッケージには大きく「煎茶」や「玉露」と書かれていますよね。
ただ、表の大きな文字以外にも、裏の名称部分が表の名前と同じかどうかを確認してください。
中には、表面の大きな文字と、裏面の小さな文字にギャップが生じることがあります。
日本茶の選び方ポイント 原材料
パッケージ裏のラベルには「原材料名」や「原料原産地」と表記されているかと思います。
この部分には、「茶」もしくは「緑茶」と記されていて、同時に国産や海外産、○○産などの都道府県名も記されています。
つまり、どこで生産されたお茶なのかを確認することができます。
日本茶の選び方のポイント 賞味期限・製造者または販売者
日本茶の選び方ポイント 賞味期限
未開封の状態で何日くらい持つのかが、記載されています。
一般的な茶葉の場合、平均3ヶ月が賞味期限となります。
日本茶の選び方ポイント 製造者または販売者
生産者や販売者の名前はとても大切です。
食品衛生法に基づいて表示されており、輸入品の場合は輸入会社の名前が記載されています。
パッケージを見て国内産を購入したい方は、「静岡茶」など原産地名を大きく表記している場合、100%その地域で生産されたお茶だという証です。
ただし、「宇治茶」だけは独特の基準を持っています。
宇治茶の茶葉は、は京都府・奈良県・滋賀県・三重県の1府3県で生産されていますが、府内の業者が府内で製造した茶葉にのみ与えられる名称となっています。