ほうじ茶の効果を知っていますか?
ほうじ茶には健康効果があるという話がありますが、実際はどうなのでしょうか?
ほうじ茶は、他の日本茶のように緑色じゃないし、ちょっと扱いが違う気がしませんか?
確かに、味も香りも緑茶とはちょっと違いますよね。
でも、このほうじ茶、実は健康に良いんです!
何がどう良いのでしょう?
ほうじ茶にはどんな成分が含まれていて、どんな効果があるのか?
実は、意外と知られていませんが、嬉しい効果がたくさんあるんですよ。
今回は、ほうじ茶のダイエット効果や利尿作用、その他、健康に良いという噂について詳しく見て行きましょう。
ほうじ茶の効果!ダイエットに良いの?
ほうじ茶にうれしい効果があると聞いて、女性なら一番に思い浮かぶのは、きっとこれじゃないでしょうか?
そう!ダイエットです。
私の偏見ですか?笑。
でも本当に、ほうじ茶にはダイエット効果があるんですよ。
なぜなら、ほうじ茶には、ダイエットに効果的とされている成分が3つ、含まれているからなんです。
では、1つずつその成分と効果について、お伝えしましょう。
お茶にカテキンが含まれているのは、有名ですね。
ほうじ茶も、見た目や味こそ日本茶と違っていますが、ベースの茶葉は一緒なのでカテキンが含まれています。
ほうじ茶に含まれているカテキンには、脂肪を燃焼しやすくしてくれる作用があるため、ダイエットに効果的なのです。
カフェインは、眠れなくなってしまったり、興奮してしまうなど、摂取するのを控えている方もいるようです。
でも、ほうじ茶に含まれるカフェインは、緑茶よりずっと少ないので、安心して飲めますよ。
じゃあ、なぜカフェインが少ないのか?
実は、ほうじ茶は、作られるときに高温で炒るのですが、カフェインは熱に弱いため、この時にカフェインが減少するのです。
だから、ほうじ茶って緑茶に比べて安心してたくさん飲めるお茶なんですね。
そのため、モデルさんがやっているような一日2リットルダイエットなどにも向いているのです。
良い水分をたくさん摂ることで、体の循環もよくなり、余分なものが排出されてスッキリできるというわけですね。
ほうじ茶は、香ばしくていい香りがしますね。
これは、テアニンというアミノ酸の一種であり、旨味の素にもなってる成分の香りです。
テアニンの香りは、リラックス効果が高く、脳の緊張を適度にほぐす効果があります。
実は、それだけではありません。
リラックス効果だけではなく、リラックスすることで血管が広がり、血流が改善されるという二次効果もあるんです!
血行が良くなると、冷え性や体の凝りで悩んでいる方の対策にもなるので、これがまたダイエット効果につながるわけですね。
ほうじ茶の3つのダイエット効果、分かりましたか?
ところで、お茶を飲むことで得られる効果としてよく聞かれるのが「トイレが近い!」ということ。
つまり「利尿作用」ですね。
ほうじ茶にも、利尿作用があるのでしょうか?
次で、詳しく見て行きましょう。
ほうじ茶の効果!利尿作用があるってホント?
利尿作用とは、体の水分をより多く外に出そうとする作用のことです。
コーヒーやビールをたくさん飲むと、いつも以上にトイレに行きたくなったりしますね。
あれもやはり利尿作用が働いているからなのですが、それはカフェインが影響しているからです。
そう、カフェイン。
ほうじ茶にもカフェインは含まれていますが、緑茶よりはかなり少ないと書きましたね。
なので、コーヒーなどよりは利尿作用はゆっくり働きます。
利尿作用が働くことで期待できる効果としては・・・
- 体の余分な水分、つまりむくみを取ってくれる
- 血液の濃度が濃くなりすぎないよう調整してくれる
- デトックス効果がある
- 血流・血行が良くなることで新陳代謝もあがる
などなど、たくさんありますね!
ただ、気を付けてほしいのはその摂取量。
緑茶やコーヒーには多くのカフェインが含まれているので、一日に摂取する量を簡単に超えてしまいます。
ですが、ほうじ茶のカフェイン含有量は少ないので、緑茶やコーヒーの2倍飲んでも、許容量は超えません。
なので、安心して飲んで大丈夫なんですね〜
ホントにうれしいことが多いお茶です^^
ところで、健康を気にされている方がいつも意識するのが「血糖値」ですよね。
ほうじ茶は、血糖値にも良い影響があるという話を聞いたことはありませんか?
その理由を見てみましょう。
ほうじ茶の効果!血糖値にも良い影響があるの?
「ほうじ茶が血糖値にも良い影響がある」
・・・というのは、一体どういう効果でしょうか?
まず、ほうじ茶には、カテキンという成分が含まれていると書きましたが、これが血糖値を下げるのに有利に働きます。
カテキンには、消化酵素の働きを抑制する効果があるのです。
なので、食事を取った後、消化のために働く酵素の役割を抑えてくれる、つまり血糖値の上昇を抑えてくれるというわけなんです。
じゃあ、いつ飲んだらいいのでしょう?
特に効果のある飲むタイミングとしては、食事の前や食事と一緒に飲むのがおすすめです。
更に、温めてから飲むとより効果的です。
ダイエットに効果的で、利尿作用によるデトックス効果も期待できて、おまけに血糖値にも良いなんて、ほうじ茶って良いことづくめなお茶ですね。
ところが・・・
それとは反対に、ほうじ茶が体に悪いという噂があるんですよね。
ほうじ茶好きにとっては、聞き捨てならない話かもしれません。
それでは、最後に詳しく見て行きましょう。
ほうじ茶が体に悪いって噂があるのはどうして?
ほうじ茶は体に悪いのでは?なんて噂があるのは、なぜでしょう?
結論から言うと、ほうじ茶そのものよりも、飲む量の勘違いから生まれた噂です。
もちろん、ほうじ茶も万能ではありませんので、いいこと尽くしというわけではありませんよ。
でも、ほうじ茶は、その摂取量を守っていれば、特に体に良くないことは起きません。
量的に気を付けるべき成分としては、カフェインでしょう。
これまで何度もお伝えしているように、ほうじ茶は、緑茶やコーヒーに比べると含まれているカフェインの量は少ないです。
なので、安心してがばがば飲んでしまうと、やはりその摂取量を超えてしまうこともあります。
カフェインを摂りすぎると、
- 下痢
- 吐き気
- 不眠
- 興奮状態が続く
- 神経質になる
- 頻尿
などなど、様々なマイナス効果に転じてしまう可能性があります。
また、カフェインの量が少ないからといって、妊婦さんや子どもが気にせず飲んでしまうことも、やはり少し心配です。
量は少ないですが、カフェインは含まれている、ということを忘れずに、摂取量を注意することは大切と言えるでしょう。
ただ、ある意味これって当たり前のことですよね。
どんなものでも食べ過ぎたり、飲み過ぎたりすれば、問題が起きるのは当たり前です。
ふつうにほうじ茶を飲んでいるだけでも問題があるなんてことは、まず考えなくて大丈夫ですよ。
さて、いろいろほうじ茶の事について書いて来ましたが、最後におさらいをしましょう。
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まとめ
今回は、ほうじ茶の効果についてお伝えしました。
ほうじ茶がダイエットに効果があるというのには、ポイントがありましたね。
- カテキン
- カフェイン
- テアニン
3つの成分を含んでいるからです。
利尿作用についてはカフェインの効果。
これはむくみ改善、デトックス効果、血流促進などの効果も見込めます。
血糖値の上昇を抑えてくれる効果は、カテキンにありましたね。
ただ、カフェインは含まれているので、くれぐれも摂取量には気を付けましょう。
ほうじ茶の効果を上手に活用して、健康な毎日を送ってくださいね!
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