ほうじ茶の作り方!緑茶をほうじ茶にする方法とは?
ほうじ茶の作り方って、知ってますか?
あ、作り方と言っても淹れ方じゃなくて「焙煎する方法」のことです。
ほうじ茶ってスーパーやデパートでパック詰めにされたものが売ってますよね。
だから、自宅で作るという感覚を持ってる方は、けっこう少ないかも知れません。
しかし実は、ほうじ茶は自分でフライパンなどを使って簡単に焙煎することが出来るのです。
自分で焙じた(焙煎した)ほうじ茶って、芳ばしい香りが立ち込めて格別の味わいがありますよ。
ここでは、そんなほうじ茶の簡単な作り方についてご紹介します。
最後の方で、電子レンジでも出来る方法もお伝えしますよ〜お楽しみに!
ほうじ茶の作り方!ガッテン流で美味しく作れる方法?
ほうじ茶の作り方は、以前、NHKのためしてガッテンでも取り上げられましたね。
では、そんなほうじ茶の作り方を、早速ご紹介しましょう!
ほうじ茶を作るのはとてもカンタン!
しかも、高級な茶葉を使う必要なんてありません。
安い緑茶や少し古くなった茶葉でも、味と香りが蘇るからすばらしいんです。
まずは、そろえる材料と道具からご説明しますね。
ほうじ茶の材料
・煎茶or番茶15g
焙煎に必要な道具
- フライパン+フタ、または焙烙(ほうろく)
- 長めのお箸(菜箸or取り箸)
- 濡れ布巾
※焙烙(ほうろく)というのは、茶葉などを炒るための「素焼きの土鍋」みたいなものです。
今回のほうじ茶の作り方は、フライパンと焙烙、どちらでも出来ますからね。
材料と道具が揃ったら、早速焙煎をスタートしましょう!
ほうじ茶の作り方!製法の手順は?
まずは、ほうじ茶の作り方についての分かりやすい動画があったのでご覧くださいね。
ちなみに、試してガッテンでやってたのと同じ作り方になります。
この動画を見た後、以下の手順を読んでいただくと理解が早いですよ。
ほうじ茶の作り方の手順
まず、ほうじ茶を焙煎するフライパンをキレイな状態にしましょう。
通常フライパンには、油脂成分が残っていることがよくあります。
なので、キレイに洗ってキッチンペーパーなどでしっかり水分を拭いておきましょう。
少しでも油脂成分が残ってると、ほうじ茶にその臭いが移ってしまいますからね。
焙烙(ほうろく)を使用する場合は、そのままで大丈夫です。
では、ほうじ茶の作り方の手順を、4つのステップでお伝えします。
フライパンで焙煎する場合、まずは強火で30〜40秒間加熱しましょう。
まちがっても油は引かないように(笑)
フライパンを火からおろしたら、広げた「濡れ布巾」の上に2〜3秒ほど乗せます。
この工程を入れることで、フライパン表面がまんべんなく均一温度になるわけです。
言うなれば、美味しく焙煎するためのウォーミングアップです。
ホットケーキを焼く時と同じパターンですね^^
焙烙(ほうろく)の場合は、弱火で3分ほど温めればOKです。
フライパンを濡れ布巾から上げて、火が着いていないコンロの上に乗せます。
それから茶葉をサッと投入し、まんべんなく広げたらすぐにフタを締めます。
この工程は、茶葉の中にある「水分を飛ばす」という意味あいがあります。
フタを閉じたまま、2分30秒ほど待ちましょう。
ちなみに、ほうじ茶の良い香りが待ちきれずに、思わずフタを開ける方が結構います。
・・・が!ここはグッと我慢してフタは閉じたままにしてくださいね(笑)
焙烙(ほうろく)の場合は、茶葉をサッと投入すればすぐに焙煎がスタートします。
フライパンのフタを開けて、強火で焙煎します。
その際、焼きムラが出ないように、菜箸などで混ぜながら焙煎しましょう。
焙煎時間についてはお好みの部分がありますが、1分〜1分半くらい焼くと良い色合いになると思います。
※フライパンの厚さや材質などにもよります。
焼き色を見ながら目標の時間まで焙煎したら、そのまま火を止めて余熱で1分くらい焼きましょう。
もちろん、この時もちゃんと混ぜてくださいね。
煙がおさまってきたら、大きな皿に上げましょう。
焙烙(ほうろく)の場合は、30秒ほど振って焙煎してから、同じく大きな皿に上げてください。
皿に上げた後も、いわゆる「ほうじ度」が進みますので、冷めるまでお皿の上を行ったり来たりさせましょう。
さあ、これでほうじ茶の茶葉は完成です!
あとは、沸騰させたお湯で1分ほど浸出させれば、美味しいほうじ茶の出来上がりとなります。
茶葉の目安は、大体お湯200tにつき、ほうじ茶の茶葉9gくらいが良いでしょう。
濃いめが良い方は、11〜12g使っても美味しいですよ。
ところで、このお手製のほうじ茶を美味しく作るためには、どんな点に注意すれば良いのでしょうか?
ほうじ茶の作り方に注意点はあるの?
ほうじ茶の作り方は、いくつかのポイントを押さえることが大切です。
まず、ほうじ茶を焙じる時の分量は15gくらいが適量なので、その分量を守りましょう。
理由は、茶葉が少なすぎると焦げる可能性が高く、多過ぎると焼きムラが出やすいからです。
そして、茶葉をフライパン(焙烙)に入れる時には素早くサッと入れましょう。
ゆっくり入れていると、それだけ焼きムラが出やすいです。
焙煎している最中は、絶えずフライパンを振ってムラが出ないよう注意してください。
強火で芳ばしく焙煎するわけですからね。
ボ〜ッとしていると焦げ付いて美味しくなくなりますよ・・・というか飲めなくなります(汗)
焙烙(ほうろく)を使う場合は、フライパンよりも焦げやすいので、ひたすら降るということを忘れずに!
焙煎している最中のほうじ茶の香りは、格別なものがありますので、ご興味のある方は是非やってみてくださいね!
ただ、もっと簡単にほうじ茶を作りたいという方もいることでしょう。
そんな方のために、一つ裏ワザを教えちゃいます。
そう!電子レンジでほうじ茶を作る方法です。
ほうじ茶の作り方!電子レンジを使う方法?
実は、ほうじ茶を電子レンジで作るという方法もあるんですよね。
もちろん、焙烙やフライパンを使って焙煎したものより香ばしさは半減しますよ。
しかし、電子レンジはとてもお手軽ですよね。
なので、古い緑茶などを美味しく飲めるようにしたい場合や、簡単にほうじ茶を楽しみたい方にはおススメの方法と言えるでしょう。
作り方は、とても簡単です。
まず、緑茶などの古い茶葉をクッキングシートの上に広げます。
それをそのまま600wの電子レンジでチンしたら出来上がりです。
もちろん、焦げ色はつきませんが、簡易的なほうじ茶ということで楽しむことは出来ますよ。
もしも、焦げ色をつけたい時は、電子レンジのワット数を下げて「乾燥させる」ことだけにレンジを使いましょう。
それから、フライパンなどで軽く焙煎すれば、香ばしいほうじ茶が楽しめますよ。
ほうじ茶の作り方についていろいろと見てきましたが、最後にまとめましょう。
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まとめ
では、最後にまとめです。
今回は、ほうじ茶の作り方で、自宅で簡単にできる方法をお伝えしました。
ほうじ茶は、緑茶や番茶を焙煎して作ります。
家庭でのやり方は、フライパンや焙烙(ほうろく)を使って焙煎します。
電子レンジでも、簡易的なほうじ茶を作ることは出来ます。
ほうじ茶の作り方を取り入れて、芳ばしい香りを楽しんでくださいね!
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