ほうじ茶の入れ方について

香ばしいほうじ茶のおいしい入れ方のコツをご存知ですか?

 

ほうじ茶は、北海道や東北地方では「番茶」として、古くから地元の方々の間で愛飲されている定番の日本茶です。

 

ほうじ茶の魅力は、なんと言っても苦みや渋み成分のもととなるカフェインやタンニンの含有量が低いことです。

 

そのため、子どもから高齢者の方まで安心して飲むことができます。

 

そんなほうじ茶をおいしく飲むためには、煎茶や玉露同様、入れ方にコツがあります。

 

ここでは、ほうじ茶の入れ方のコツをご紹介したいと思います。

ほうじ茶の入れ方のコツ〜土瓶で入れる〜

日本茶を入れる際、使用される代表的な茶器といえば「急須」ですね。

 

ところが、ほうじ茶の場合は急須ではなく「土瓶」を使うのが一般的です。

 

では何故、ほうじ茶を入れる際は急須ではなく、土瓶が良いのでしょうか?

 

実は、ほうじ茶は高温のお湯を注ぎ、短時間で浸出させるため、保温性に優れた厚手の土瓶が最適なのです。

 

また、ほうじ茶を飲む茶碗も、厚みのある大きめのサイズが良いと言われています。

ほうじ茶の入れ方のコツ〜熱湯で入れるためのポイント〜

では、ほうじ茶のおいしい入れ方ご紹介します。

 

ほうじ茶のおいしい入れ方

 

材料(1人分)

 

  • ほうじ茶の葉:3g
  • お湯:120〜130ml

 

※ほうじ茶の茶葉は、煎茶などと比べて大きいですから、計量器などを活用してしっかり計測するようにしましょう。

 

(1)土瓶にほうじ茶の茶葉を入れます。

 

(2)熱湯を注ぎます。

 

(3)土瓶に蓋をし、30秒ほど寝かせます。

 

(4)厚手の茶碗に、水色と量が均等になるように注ぎます。

 

ほうじ茶の場合、高温になるほど茶葉から成分が浸出しやすくなりますので、短い浸出時間でサッと入れることができます。

 

また、濃いほうじ茶を味わいたい場合は、浸出時間を調整しましょう。

 

これによってさまざまな味わいのほうじ茶を堪能できるので、お試しください。

 

ほうじ茶は、一煎目で茶葉の成分がほとんど浸出されます。

 

そのため、二煎目、三煎目と同じ茶葉でお茶を飲むのは避けた方が良いでしょう。

 

これは、番茶や玄米茶も同様なので、1度入れた茶葉を使いまわすのは止めましょう。

 

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