緑茶の水出しの作り方!美味しく入れるには?
緑茶の水出しの作り方をご存知でしょうか?
日本茶は、爽快な香りと味わいが特徴の飲み物です。
なので、うだるような暑さの夏場はひんやり冷やして飲むものおすすめ。
冷えた日本茶は、すっきりした喉越しがクセになり、ついつい飲み過ぎてしまうという方も多いのではないでしょうか。
その中でも、緑茶の水出しは、日本茶の旨味をしっかりと堪能できる作り方の1つです。
緑茶の水出しは、低温でじっくり作るため、苦みや渋みを抑えることもできます。
昔は、冷茶専用の茶葉はあまりなかったのですが、最近ではたくさん販売されています。
そのため、茶葉選びに迷うことがないというのも、うれしいポイントです。
ご自宅にある茶葉で冷茶を作りたい場合は、浸出時間が短い「深蒸し煎茶」がオススメです。
また、緑茶の水出しには「水出し法」「急冷法」「氷温法」の3つの作り方がありますが、それぞれ香りや味わいが大きく異なります。
では、緑茶の水出しで3つの作り方をご紹介しましょう。
緑茶の水出し法は美味しいの?
では、緑茶の水出しでおいしい作り方の1つ目「水出し法」をご紹介します。
緑茶の水出しの作り方〜水出し法〜
【材料】
- 冷茶専用のティーバッグ:2つ
- 冷水ポット:1リットル
(1)冷茶専用のティーバッグを2つ用意し、浸出時間の短い特蒸し茶や深蒸し煎茶を5gずつティーバッグに詰め込みます。
(2)水を煮立たせ、湯冷ましさせておいたお湯を用意します。
(3)冷水ポットに(1)のティーバッグを入れ、(2)を注ぎます。
(4)冷蔵庫で20分間眠らせ、ほどよい時間になったらティーバッグを取り出してギュッと絞り、取り出します。
(5)お好みのグラスに氷を入れ、お茶を注いだら完成です。
濃いめに作っておくことで、グラスに入れた氷が解けて程よい濃さになるため、使用する茶葉は味の濃い日本茶がオススメです。
また、水出し法で作ったお茶は1日ほどで飲み切るようにしましょう。
緑茶の水出しの急冷法とは?
緑茶の水出しのおいしい作り方の2つめは「急冷法」です。
緑茶の水出しの作り方〜急冷法〜
【材料】
- 急須:1つ
- 茶葉:6g (1人分およそ3g)
- 氷:適量
【事前準備】
※水を沸かし、70〜80度まで湯冷ましさせます。
(1)急須に人数分の茶葉を入れます。
※濃いめに入れた方がおいしいので、気持ち程度「茶葉」を増やしておくと良いでしょう。
(2)湯冷ましさせたお湯を急須に注ぎます。
(3)蓋をして、2分間放置します。
(4)耐熱用のグラスに氷をたっぷり入れ、最後の一滴まで余すことなくお茶を注いだら完成です。
急冷法では、水出し法同様、濃いめに入れることで氷が解けても薄くならず、キレのあるスッキリとした喉越しとしっかりした味わいが愉しめるのが特徴です。
水出し法とは異なり、飲みたい量だけ入れられるため、いつでも気軽に冷茶が飲めるのがポイントです。
緑茶の水出しの氷温法とは?
緑茶の水出しのおいしい入れ方の3つめは「氷温法」です。
緑茶の水出しの作り方〜氷温法〜
【材料】
- 急須もしくは湯冷まし
- 茶葉:6g
- 氷:適量
(1)急須に茶葉を入れます。
(2)茶葉の上に氷をごろごろと乗せます。
(3)少量の水を氷の上から注ぎ、じっくりと氷が解けるのを待ちます。
(4)氷が解けたらグラスに注いで完成です。
氷温法の特徴は、氷の解ける水でじっくり浸出させて入れるため、とても旨味の濃い冷茶を作ることができます。
玉露や上級煎茶で冷茶を入れたい場合は、水出し法や急冷法ではなく、氷温法で入れることをオススメします。
まとめ
では、最後にまとめです。
今回は、緑茶の水出しの美味しい作り方について説明しました。
主な作り方は、水出し法、急冷法、氷温法の3つです。
高級煎茶や玉露を水出し煎茶にするなら、氷温法がおススメです。
濃くて甘みのある味わいが特徴の「水出し茶」を、ぜひおいしく作ってくださいね!