麦茶は作り方で、もっと美味しくなる?
夏になるとよく飲まれている麦茶。
今は、ペットボトルが主流ですが、昔は自分で煮出したりしていたんですよね。
そんな麦茶の美味しい作り方が、TVのためしてガッテンで紹介されていたことをご存知ですか?
その方法で作ると、昔ながらの麦茶の味になっておいしくなるっていうのです!
どんな作り方なのでしょうか?気になりますよね。
麦茶はカフェインが少ないから、赤ちゃんやこどもでも安心して飲めるものですが、自分で作れたらより安心です。
今回は、そんな麦茶の作り方をガッテン流、やかんでの煮出し、赤ちゃん用の麦茶の入れ方まで、詳しくご紹介しちゃいます!
麦茶の作り方のガッテン流!昔ながらの味になるってホント?
まずは、NHKテレビの「ためしてガッテン!」で紹介されていた麦茶の作り方を見ていきましょう。
この作り方をすると、今私たちが飲んでいる麦茶よりも、コクがあって香ばしくて、とてもおいしいということで紹介されたわけですね。
どんな秘密があるのでしょう?
まず、必要なものは、麦茶パックです。
これを、水出しではなく、熱湯を注いで麦茶の味を出していきます。
水出しだとちょっと時間がかかる上に、しっかり味を出さないと色も薄くなっちゃうんですよね。
私は、大きな容器だと2パックくらい入れちゃったりします。
でも、今回は1リットルに対して、1パックでやってみましょう。
ただし、熱湯!を注いでくださいね。
そして熱湯を注いだら、1〜2時間待ちます。
すると、水出しで一晩おいたくらい、いやそれ以上かも!というくらい濃い目の色が出てきますよ。
そしたら、パックを取り出しましょう。
そして、次に足すのが、ナント!・・・
インスタントコーヒー!
これを、一つまみ容器に入れてみてください。
2時間経ってしまっていると、お湯が冷めてしまっているので、しっかりかき混ぜてあげましょう。
では、ここでちょっと味見を。
コクもあるし、香ばしさ・芳しさがとても強くて、おいしいです!
コーヒーを足したせいもあるでしょうが、熱湯で麦茶パックから味がしっかり出ています。
昔、といっても、覚えていませんが、こんなにおいしい麦茶を飲んでいたのでしょうか。
あなたは、覚えていますか?
そう、昔はティファールのケトルも電気ポットもなかったし、保温しかできないポットややかんを使っていましたよね。
懐かしい、あのやかんのピーピーいう音。笑。
せっかくなので、やかんを使って麦茶を作る場合も見てみましょう。
麦茶の煮出し!やかんでの作り方はどうすれば良い?
やかんで麦茶を作るときは、どうしたらいいでしょう?
今回は、どこでもお手軽に買える麦茶パックではなくて、こちらも一ひねりします。
昔ながらの丸粒麦茶というものを使ってみましょう。
丸粒麦茶も、わりとどこでも手に入るものではあります。
丸い粒状の麦で、パック入りのものもありますし、パックに入っていないものは自分でパックを買って準備します。
すぐに見つかるので探してみてくださいね。
それでは、まず、やかんでお湯を沸かしましょう。
ピーピーいうまで待ちましょう♪(やかんによりますけどね!笑)
そしたら、火を止め、麦茶パックを入れて、蓋をしたまま30分ほど放置します。
30分が経過したら、その後、麦茶パックを取り出し、そのままゆっくり冷ましましょう。
ハイ、これで出来上がりです!
今回の麦茶の作り方は、煮出さず、お湯出しでの作り方を紹介しました。
じゃあ、煮出すのとお湯出しでは何が違うのか?
実をいうと、煮出す場合は熱いお湯にずっとつけているので、渋みやえぐみまで出てしまいます。
お湯出しだと、最初は熱いですが、ゆっくり冷めていくので、麦も無理せずじっくり味が出て、雑味の少ないすっきりした味わいになるわけですね。
さらに、甘みも強く感じられ、香ばしさも一段と際立ちます。
そして出来上がった「丸粒麦茶」は、なんと黄金色というか、琥珀色というか。
普通の麦茶は濃い茶色ですが、丸粒麦茶はびっくりするくらい透き通っていてとてもきれいな黄金色をしています。
色も香りも味わいも、いつもとはちょっと違う麦茶が楽しめそうですね。
これを冷やして飲めば、暑い夏も乗り切れるはず!
ところで、なんで麦茶って夏にいいのでしょう?
実は、麦茶には熱を下げる成分や、胃を守ってくれたり、色々な効果があります。
その中でも特に!ミネラル麦茶は夏にはもってこいの麦茶なんです!
では、続いて、健康にも良いと言われる「ミネラル麦茶」の作り方を見てみましょう。
ミネラル麦茶の作り方!美味しく入れるポイントとは?
ミネラル麦茶って、他の麦茶と違うんでしょうか?
なぜミネラルってついているのでしょう。
それは、通常の麦茶には「ミネラル」が入っていないからなんです。
ミネラルは、体では作り出せない成分なので、外から摂取するしかありません。
海洋ミネラルなどという言葉をよく聞くと思いますが、ミネラルとは、塩分=ナトリウムやカリウムのことを指します。
この成分が、夏に汗をたくさんかいて足りなくなった体に効くんです。
ミネラル麦茶と書いてあるものを買って作っていただいてもいいのですが、今回は自分でミネラル麦茶をおいしく入れる方法をご紹介したいと思います。
ミネラル麦茶の作り方の手順
まず、普通の麦茶パックを用意します。
先ほど要領で、おいしい麦茶を作ったら、そこにお好きなミネラルたっぷりの塩を一つまみ(小さじ1杯くらい)足します。
ハイ!たったこれだけです!
岩塩などよりは、海水から作られた沖縄の塩などの方が、よりミネラルをたくさん含んでいるので、効果はより期待できます。
でも、塩の濃度によっては、入れすぎるとしょっぱくてまずくなってしまいます。
なので、麦茶の甘みや旨味を引き出す程度に、控え目に入れましょう。
麦茶以外でもミネラルは摂取できるので、あまり気にせずに、ミネラル麦茶を作ってみてくださいね。
こうやって作ったミネラル麦茶。
暑い中夢中で遊んでいるお子さんや、熱中症が心配な赤ちゃんに飲ませられたら安心ですよね。
でも、そのまま飲ませていいのかちょっと心配という方もいることでしょう。
そこで、最後に赤ちゃんでも飲める麦茶の作り方もご紹介しちゃいます。
赤ちゃんの麦茶の作り方!注意するポイントは?
赤ちゃんが飲める麦茶と言いましたが・・・
まずは、赤ちゃんに私たちが普段飲んでいる麦茶をそのまま飲ませても大丈夫なのでしょうか?
いや、実はちょっと濃いんです。
食事も離乳食から始めるのと一緒で、飲み物も体に優しいところから始めましょう。
では、どうしたらいいのでしょう?
カンタンに説明しますね。
まずは、麦茶を大人用と同じ要領でつくりましょう。
煮出しでもお湯でも、どちらでも構いません。
そして、麦茶と同じか、少し多めの量のお湯を沸かして、冷まします。
どちらも冷めたら、麦茶とお湯を合わせます。
2倍〜2.5倍くらいに薄めてあげると、赤ちゃんにも安心して飲ませてあげられます。
実は、赤ちゃん用の麦茶のペットボトルや紙パックもあったりします。
なので、心配な方は一度見てみたり買ってみたりして、濃さを確認してみてもいいかもしれません。
大体5〜6か月を目安に飲み始めるお母さんたちが多いようですが、赤ちゃんの様子を見て、もし嫌がるなら少しずつ、あげてくださいね。
逆に、ごくごく飲む場合でも、汗をかいたからといって、あまり水分を摂りすぎるのもよくないので、量は調節してあげましょう。
さて、麦茶の作り方についていろいろお伝えしましたが、最後にまとめましょう。
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まとめ
では、まとめです。
まず、試してガッテン!の麦茶の作り方をご紹介しましたね。
お湯で麦茶パックの味を出し、冷めたらインスタントコーヒーを一つまみ入れる、というものでした。
やかんで丸粒麦茶から作る方法は、沸騰したお湯にパックを入れ、30分程度で取り出したらゆっくり冷まします。
どちらも、私たちが普段飲んでる麦茶よりコクと香ばしさが違って、おいしいです。
夏、ミネラル麦茶を作るには、塩を一つまみ入れてあげるといいです。
赤ちゃん用の麦茶を作る時は、2〜2.5倍に薄めてあげましょう。
飲むだけで健康!な麦茶、よりおいしく味わってみてくださいね。
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