煎茶は睡眠にも効果的だって本当?
煎茶を飲むと睡眠に良い?それとも悪い?
・・・というのは、意外にどっちだろうと思われる方は多いと思います。
食事の時はもちろん、リラックスタイムにも飲みたいのが煎茶ですよね。
リラックスできるのが煎茶。
そういう意味では、寝る前に飲めばリラックスできて睡眠にも良さそうです。
でも、煎茶を飲むと夜眠れないという人がいるのも事実ですよね。
だから悩むわけですね。「どっちなんだろう?」・・・って。
今回は、煎茶と睡眠についてみていきたいと思います。
煎茶は睡眠に良い部分と悪い部分がある?
実は、煎茶には睡眠前に飲むのには適した成分と適さない成分、両方が含まれています。
まず、煎茶の睡眠に適した成分としては「テアニン」があげられます。
テアニンは、旨みや甘みのもとで、リラックス効果があると言われています。
こちらは、日光を遮断して栽培することで多く生成されるので、玉露などにより多く含まれます。
では、煎茶にテアニンはないのかというと、上級のものには多くのテアニンが含まれるので、品質のいいものを選んでみてください。
一方、煎茶には、テアニンなどの睡眠に良い成分以外に、カフェインという成分が含まれています。
カフェインには覚醒効果があり、眠りたい人にとっては逆効果になる可能性が出てきてしまうのです。
そのため、普通に煎茶を飲む場合、せっかくのテアニンのリラックス効果がカフェインによって打ち消されてしまうというジレンマに陥ってしまいます。
では、どうすれば煎茶が良い睡眠をもたらしてくれるのでしょうか?
煎茶で睡眠を良くするには「水出し煎茶」?
煎茶に含まれるテアニンは取りたいけどカフェインは遠慮したい。
寝る前にも煎茶を飲んで、できれば良い睡眠を取りたいという方にオススメの方法があります。
それは、煎茶を「水出し」で作ることです。
実は、煎茶は水出しにするとカフェインが出づらくなり、苦味や渋みも抑えられるので飲みやすくなります。
ところが、煎茶のリラックス成分であるテアニンはきちんと引き出せるんですね。
これで、寝る前のリラックスタイムに煎茶を楽しみながら、良い睡眠を取る助けにもなります
水出し煎茶の作り方は簡単で、1Lの水に対して10〜15gの茶葉を用意します。
茶葉はティーバックを使ってもいいですし、お茶パックに入れてもいいでしょう。
あとは、水に茶葉を入れて3時間以上、冷蔵庫で冷やせば出来上がりです。
朝に作っておけば夜の就寝前に美味しい水出し煎茶が楽しむことができます。
旨みや甘みがたっぷり詰まった煎茶で、就寝前のリラックスタイムを過ごしてみてはいかがでしょうか?