緑茶にサポニンが含まれていることをご存知ですか?

緑茶の栄養分として、サポニンが含まれていることをご存知でしょうか?

 

サポニンとは、ラテン語の「泡立つ(サポ)」という言葉が語源になった、体にいい影響を与えてくれる水溶性の物質です。

 

日本茶のペットボトルを振ったり落としたりした時、表面に無害な「白い泡」が出来ますね。

 

実は、それが日本茶にサポニンが入ってる証拠です。

 

ここでは、日本茶に含まれるサポニンについてご説明します。

緑茶のサポニンって、どんな栄養素?

緑茶に含まれるサポニンとは、どのような栄養素なのでしょうか?

 

実は、サポニンは緑茶に限らずいろいろな食材に含まれていて、種類もそれだけ沢山あります。

 

たとえば、滋養強壮などに有効とされる高麗人参には、部分ごとにそれぞれ少しずつ成分の違うサポニンが入っています。

 

また、和食に欠かせない大豆にも「大豆サポニン」が入っています。

 

そして、緑茶には、「茶サポニン」という成分が、茶葉のおよそ0.2%ほど入っています。

 

緑茶の苦味や茶筅で抹茶を攪拌したときに出来る泡は、「茶サポニン」が入っているから生まれていると言われています。

 

茶道をされる方は、ぜひご自身の目で確認しながらサポニンの存在を感じて見てくださいね。

緑茶のサポニンの効果・効能は?

では、緑茶のサポニンには、どんな効果・効能があるのでしょうか?

 

緑茶に含まれるサポニンの一番大きい効果は、痩身効果と抗アレルギー効果と言われています。

 

まず、茶サポニンにはカラダの余分な脂肪を落として、脂肪の吸収を抑制してくれるという働きがあるからです。

 

もちろん、緑茶に含まれる茶サポニンは量が少ないものです。

 

なので、効果も大きいとは言えませんが、肥満予防や生活習慣病を改善する飲料としても最適と、最近注目されています。

 

緑茶のサポニンは、入っている量自体が少ないので、緩やかに体質改善を行うことが出来ます。

 

逆に言えば、急激な変化を起こして体に負担をかけることがないので、体の弱い方など、大きな体調変化が苦手な方でも飲むことが出来ますよ。

 

また、緑茶の茶サポニンには抗炎症効果や抗菌作用、抗アレルギー効果、血圧上昇抑制効果もあるとされています。

 

そのため、免疫の低下や血圧などが心配になって来た方にもオススメです。

 

ちなみに「サポニン」という物質自体は苦味が強く、他の食材では量を取りたい時には大変です。

 

でも、普段のお茶の時間に日本茶を取り入れるぐらいであれば、気軽に習慣に出来そうですよね。

 

健康が気になる方だけでなく、自然に体重を減らしたい方にも日本茶の茶サポニンはオススメです。

 

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