番茶で花粉症をやっつけるだって?
番茶が花粉症に良いと言ったら、けっこう驚く方がいるかも知れませんね。
雪が溶け、春になってくると始まるのが花粉症!
日本では、杉の花粉に悩まされる方が多い印象ですが、地方や人によって反応する花粉は様々です。
例えば北海道では白樺花粉だったり、ヨモギやブタクサといった植物の花粉でも反応する人もいます。
そんな花粉症に番茶が効果的だというのです!
ここでは、番茶と花粉症との関係についてご説明します。
番茶が花粉症に良い理由は?
番茶が花粉症に良いと言われる理由はなんでしょうか?
花粉症は、涙に鼻水、目のかゆみといった症状が主でひどくなると日常生活に支障をきたすこともあります。
そんな花粉症の症状はどうやったら軽減できるのかと悩んでいる方は、かなりな数にのぼります。
(ちなみに、私も悩まされて来た人間の一人です)
薬に頼るのもいいのですが、番茶を使った軽減方法はいかがでしょうか?
番茶には、殺菌作用のあるカテキンが多く含まれているという特徴があります。
このカテキンの殺菌作用によって、番茶は花粉症改善に効果的と言われています。
カテキンは、茶葉に日光が当たることで作られる成分です。
ですので、玉露のような日光を遮断したお茶より、番茶のような日光を長時間当てた茶葉に多く含まれます。
特に、「秋冬番茶」と呼ばれる、三番茶や四番茶を使った番茶は春からずっと日光に当たっているのでカテキンが豊富です。
カテキンによる殺菌効果を期待するのであれば秋冬番茶や、それを使った三年番茶を選んでみてはいかがでしょうか。
番茶で花粉症を撃退するには「塩」がカギ?
番茶に含まれるカテキンが花粉症に有効とご紹介しました。
その効果をより高める為に「塩」を入れた塩番茶がオススメです。
塩にも殺菌作用があり、カテキンと合わせることで更なる効果を期待できます。
作り方は簡単で、番茶に塩を入れるだけです。
この塩番茶を使ってうがいをしたり、鼻うがいをすることで花粉症の症状を軽減する効果が期待できるのです。
ちなみに、鼻うがいをする場合には、塩を入れる量に注意してください。
塩の量が多すぎると鼻に負担がかかってしまうので、最初は少なめから試してみるといいでしょう。
次第に塩の量を増やしていき、0.9パーセントが適当な濃度です。
また、冷たいとやりづらいので少し温めてから鼻うがいをするとやりやすいでしょう。
この他に、カユミのある所に布に染み込ませた塩番茶を当てることもオススメです。
もちろん、塩や番茶には殺菌作用があることは確かですが、その効果は人によって違ってきます。
しかし、辛い花粉症に耐えているのなら試す価値はきっとあるはずです。
ぜひ、この機会に、花粉症のために塩番茶を試してみてはいかがでしょうか?