茶殻を食べると栄養が摂れるってホント?

茶殻を食べる

 

「茶殻って食べられるの?」

 

多くの人が茶殻を捨ててしまうと思いますが、ちょっと待ってください!

 

その茶殻は食べられます!

 

 

茶殻、は栄養満点なので、捨ててしまうのはとてももったいないですよ。

 

茶殻って美味しくなさそう…と思っているかもしれませんが、工夫ひとつで美味しく食べることが出来るのです。

 

 

しかも、食べられるだけじゃなく、肥料や掃除にも茶殻を使えるのは知っていますか?

 

今回は、そんな万能な茶殻の食べ方や栄養、肥料や掃除での使い方について説明します。

茶殻を食べる?栄養や効果・効能はどうなの?

茶殻を食べる

 

茶殻を食べると聞くと、栄養や効果・効能とかが気になりますよね?

 

実は、茶殻には栄養がたくさん入っているんですよね。

 

 

でも「お茶を飲んでも栄養摂れるし大丈夫!」と思うかもしれません。

 

もちろん、お茶は飲むだけでも十分栄養があります。

 

しかし、お茶に含まれる栄養素には水に溶けるものと溶けないものがあるのです。

 

 

水に溶ける栄養に関しては、お湯などで淹れることで栄養素は溶け出し、飲むことによって摂取できます。

 

カテキン・カフェイン・テアニンなどがその一部です。

 

 

では、水に溶けない栄養素はどうなるのかというと・・・

 

茶殻に豊富に含まれたままの状態、つまり「ポイ」と捨てられてしまいます。

 

茶殻を食べる

 

水に溶けない栄養素とはビタミンAやE、食物繊維やたんぱく質などがあり、割合でいうとお茶の栄養の約70%を占めています。

 

つまり、せっかくお茶を淹れても、7割の栄養は、捨てられてしまうというわけです。

 

もったいないですよね?

 

 

茶殻に含まれている栄養素にも、健康効果がたくさんあります。

 

たとえば、ビタミンAやEは抗酸化作用があり、ガンや老化予防に良いとされています。

 

 

また、食物繊維は便秘予防に効果があります。

 

せっかく淹れたお茶なので、茶殻も食べてたくさん栄養を摂ると良いですよね。

 

 

でも、そのまま食べても青臭くてなかなか食べ進められないと思います。

 

 

実は、少し工夫するだけで、手軽に美味しく茶殻を食べることが出来るのですよ!

 

そこで、次はカンタンな茶殻のレシピをいくつか紹介したいと思います。

茶殻のレシピ!ふりかけや佃煮の作り方

茶殻のふりかけと佃煮

 

茶殻は色々なアレンジで美味しく食べることができます。

 

その中でも今回は、手軽に出来る「ふりかけ」と「佃煮」のレシピを紹介します。

 

どちらも、ご飯のお供に最適ですね!

 

では、まず「ふりかけ」からご紹介しましょう。

 

 

茶殻のレシピ〜ふりかけ

 

【用意するもの】

 

  • 茶殻
  • フライパン
  • 塩・しょう油

 

【手順】

 

  1. 茶殻をフライパンで炒る
  2. 好みの大きさに擦りつぶす
  3. 塩・醤油で味付けする
  4. お好みでゴマ油や鰹節を混ぜて完成!

 

すごくカンタンですよね?

 

続いて、佃煮のレシピを紹介します。

 

茶殻のレシピ〜佃煮

 

【用意するもの】

 

  • 茶殻
  • フライパン
  • しょう油・砂糖・みりん

 

【手順】

 

  1. フライパンで炒る
  2. 火が通ったら醤油・砂糖・みりんを加える
  3. 汁気が飛ぶまで煮詰めて完成!

 

いかがですか?

 

お好みでゴマやシラスなどを混ぜるとより美味しいですよ!

 

 

また、茶殻は上質なものを使えば使うほど美味しくなります。

 

なので、おいしいお茶ほど、茶殻もおいしいということになります。

 

 

でも、毎日お茶を飲むから、茶殻が多くて食べきれない…なんて思う方もいるかも知れませんね。

 

ご安心ください。

 

 

そんな時、茶殻は「肥料」にも使えるのですよ。

 

続いて、肥料としての茶殻の使い方もお伝えしますね。

茶殻は肥料にもなるって本当?

茶殻を肥料

 

茶殻は、肥料としても使うことが出来ます。

 

それには、理由があります。

 

 

先ほども伝えましたが、茶殻にはたんぱく質や食物繊維が含まれています。

 

この成分が植物の成長を助け、虫よけの効果もあり天然の肥料として役立つのです。

 

 

使い方は、主に2種類あります。

 

一つは、茶殻を土に混ぜる方法です。

 

この時の茶殻はそのまま使っても栄養が吸収されないので、一度天日干しをしたものを使ってください。

 

天日干しした茶殻をまき、上から土をかぶせます。

 

すると土に栄養が吸収され、成長を促してくれる効果があるのです。

 

 

二つ目は、茶殻でもう一度お茶を出す方法です。

 

・・・と言っても、もちろん飲むのではなく肥料として使います。

 

まず、水に茶殻をつけて、一晩寝かせます。

 

朝起きたら、お茶のエキスが出ていますので、その液を植物にかけます。

 

こうすることによって、植物が大きく育つ効果があるわけですね。

 

 

是非、ガーデニングなどでご自宅の植物で試してみてください。

 

ただ、まあ、これは家に植物がない人には無関係の話かも知れません。

 

 

ところが、茶殻は、掃除にも使えるんですよ。

 

では、最後に、日常生活において避けて通れない掃除での活用方法を紹介します。

茶殻は掃除にも使えるの?

茶殻の掃除

 

実は、茶殻は掃除に使っても、とても重宝します。

 

特に、茶殻に含まれるカテキンは、抗菌作用や消臭作用があります。

 

部屋の菌や臭いは一年中悩まされますよね…

 

そんな時は是非茶殻を使って掃除してみてください。

 

使い方はたくさんあるのですが、今回は一部を紹介しますね。

 

 

シンク

 

茶殻をだしパックのような袋に入れ、シンクをこすり洗いします。

 

最初はぬめりを感じるかもしれませんが、こすり続けることによってピカピカになり、除菌もされますよ。

 

電子レンジの臭い取り

 

普段色々な食べ物を温めるので、臭いが付きやすい家電のひとつですね。

 

そんな時は、お皿に茶殻をのせて電子レンジの中に置いてみてください。

 

茶殻が臭いを吸い取ってくれます。

 

同様に魚焼きグリルなどでも効果があります。

 

ブーツや靴箱の臭い取り

 

靴箱やブーツはどうしても臭いがついてしまうものです。

 

困ったときはだしパックに茶殻を入れて靴箱やブーツの中に入れてみてください。

 

電子レンジと同様、茶殻の消臭効果で臭いを吸収してくれます。

 

床掃除

 

フローリングにも畳にも使える方法です。

 

茶殻を床にまいて、ほうきなどで掃いていってください。

 

ごみも巻き取ってくれる上に、お茶の香りがほのかに部屋に広がるようになります。

 

 

1〜3は基本的には煎茶などの茶殻が良いとされていますが、4については硬い葉の方が掃きやすいのでほうじ茶がおすすめです。

 

 

他にもお茶は掃除に使える方法がたくさんあります。

 

ちょっと使うだけで臭いも取ってくれますので、茶殻が余った時は使ってみてください。

 

 

 

では、茶殻についていろいろとお伝えしましたので最後にまとめましょう。

 

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まとめ

今回は、茶殻を食べる方法、肥料や掃除に使う方法についてお伝えしました。

 

 

お茶は、飲むだけじゃなく茶殻もいろいろなことに使えます。

 

茶殻には飲むお茶にはない栄養素がたくさんあり、食べることで摂取できます。

 

ふりかけや佃煮など、少し手を加えるだけでとても美味しいです。

 

 

また、茶殻の栄養は肥料として使うと植物がよく育ちます。

 

茶殻の抗菌・消臭効果を利用すると、掃除にも使えますよ。

 

 

茶殻はとても万能です。

 

ぜひ活用して、お茶を丸ごと堪能してみてください。

 

 

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