お茶の賞味期限が、知らない間に来ちゃった!?
ふだん、冷蔵庫に入っている食品は賞味期限を気にしますよね。
ところで、お茶の賞味期限って気になりませんか?
飲み物って、あまり気にしないけれど、気づくと結構時間経ってる!なんて経験、あると思います。
ただ、お茶と一口に言っても、茶葉タイプのもの、ティーバッグ、ペットボトルのもの、紙パックのもの、ホットペットボトルのもの、色々ありますね。
今回は、そんなお茶の賞味期限について、詳しく見ていきましょう。
お茶が賞味期限切れ!いつまで大丈夫なの?
「お茶っ葉が切れちゃったわ。ストックあったかしら?」
なんて棚を探していたら・・・
いつ買ったか覚えてないようなものや、誰かさんからもらったものを見つけたこと、ありますよね。
私もつい先日、大掃除をしていたら、棚の中から半年以上前にもらったお茶が出てきました(笑)
これ、まだ飲めると思いますか?
では、大前提として、お茶の賞味期限の大まかな目安から見ていきましょう。
まず、ふつうの茶葉であれば、半年〜1年間が賞味期限となります。
袋などのパッケージに賞味期限が書いてあることが多いので、確認してみましょう。
スーパーなどのお店で売られているような状態でしたら、賞味期限を過ぎていなければ、まず問題ありません。
ただ、賞味期限が過ぎてしまっていたり、一度開封したものであればちょっと注意してくださいね。
そもそも、賞味期限とは「おいしく食べられる期限」という意味です。
それに対して、食べたら問題ありますよ、というのが消費期限ですね。
なので、賞味期限は絶対ではありません。
おいしく食べるための目安だと覚えておきましょう。
賞味期限切れのお茶を飲むか飲まないか?要は、気持ちの問題ということですね。
もし、匂いを嗅いでも変な匂いがしなかったり、実際にお茶を淹れてみて変な味がしなければ、そのまま飲んでも大丈夫です!
次はティーバッグ。
これも同じで、個包装されているティーバッグを開けていなければ、2年ほど持つものもあります。
ただ、個包装になっていないもので、一度開封してしまったものについては、できるだけ早めに消費することが大切です。
続いて、ちょっと扱いが違いますが、茶葉の次はペットボトルのお茶について見てみましょう。
お茶の賞味期限!ペットボトルは半年ってホント?
ペットボトルのお茶の賞味期限について考えたことはありますか?
ペットボトルのお茶は重いので、ネットで大量買いしたり、意識が高い方は「災害時の備蓄用」に買い溜めするなど、されているのではないでしょうか。
ただ、買って安心してしまうと、なかなかすぐに消費しなかったりしますよね。
でも、知ってましたか?
ペットボトルのお茶は、意外と賞味期限が早いんですよ。
これも、ペットボトル本体に賞味期限が書かれているので、まずは確認してみてください。
ペットボトルの場合、賞味期限はギリギリ半年というところでしょうか。
見た目にも、下の方にお茶の濁り成分が溜まっていて、緑色ではなく茶色っぽくなってきます。
こうなってしまうと、おいしくないどころか、お腹を壊してしまう恐れもあるので、気を付けてください!
その手前でも、怪しいと思ったら、まずは匂い!
そして一口味見!
匂いや味が変だったら、もったいないと思わずに、さようならしましょう。
また、一度開封して口をつけたものは、既に口のばい菌がペットボトルに移ってしまっているので、その日のうちに飲み切りましょう。
味に変わりはなくとも、次の日に持ち込むと、ばい菌が倍増します。。
味の面でも衛生面でも、開封後は早めに消費してください。
ところで、寒い冬に、コンビニなどで売っている温かいお茶を買ったりしますね。
私も飲むというよりは、手を温める意味で買って、ずっと手に持ったりしています。
意外とこれも未開封のまま鞄に入ってたりするんですよね。
さて、ホットの場合はどうなんでしょう?
ホットの場合、まず販売時点で期限が設けられています。
ずっと温めっぱなしだと変色したり、味が変わってしまう恐れがあるので、仕入れてからおよそ1〜2週間の間に販売するように、と決められているそうです。
ただ、商品自体は通常のペットボトル同様、半年ほど大丈夫です。
なので、こちらも半年近く過ぎて見た目に変化があるような場合には、匂いと味をチェックしてみてくださいね。
さて、お次は紙パックに行ってみましょう。
お茶の賞味期限!紙パックはどう?
紙パックのお茶の賞味期限も、パックになっているからか、けっこう意識が薄いのかも知れません。
紙パックの場合、外側の包装などに、賞味期限が印字されていますね。
実は、2週間〜半年くらいと、賞味期限の幅が広いんです。
要するに、その会社の作り方・保存方法によって、変わってくるのですね。
紙パックの茶葉は、外側から中身が見えないので、なるべく賞味期限内に飲むこと。
もしくは、賞味期限を過ぎてしまったら、中身を他の器に出してみて、見た目の色と匂いと味で確認してみましょう。
ただし、当たり前ですが、一度開けてしまったり口を付けた場合は、ペットボトルと同様、早めに飲み切りましょうね。
基本的には特に防腐剤など使っていないため、傷むのも早いですので、注意してくださいね。
それでは、最後に一番賞味期限が長そうな「真空パックのお茶」について見て行きましょう。
真空パックのお茶の賞味期限は長いようだけど・・・
同じ茶葉の中でも、真空パックで売られているものがありますよね。
茶葉は繊細なので、空気に触れてしまうと、変色したり味が変わってしまう。
だから、真空パックでしっかり保存しようというわけです。
スーパーなどに行くと、空気が含まれていて、振るとしゃかしゃか音がするタイプのパッケージがありますよね。
あれは、茶葉の「普通のパッケージ」です。
一方、持つ茶葉のごつごつした感じが伝わってくる、ぴたっとしているパッケージ、触ったことありませんか?
あれが、真空パックです!
空気に触れさせないために、パッケージの中の空気を全部抜いて封をしているわけですね〜
空気に触れない分、賞味期限も1年〜2年と、他の茶葉に比べてかなり長いです。
他にも、缶などに入れて販売しているところもあると思います。
缶は気密性が高いので、1年以上持ちます。
ちなみに「缶なので、真空なの?」と思うかもしれません。
ハイ!ご名答です。
空気の成分を抜いて中の気密性を高めているので、これも真空状態と呼べます。
あと、未開封のお茶は、冷凍しておくと良い状態で保管できますよ。
一度開けてしまうと、他の食品の匂いや冷凍した時の独特の匂いが移ってしまう可能性が高いですが、未開封のものならぜひ冷凍庫へ。
冷凍庫ではなくても、高温多湿の場所を避けて保管しておけば、そこまで傷まないので安心してくださいね。
さて、お茶の賞味期限についていろいろお伝えしましたが、最後におさらいをしましょう。
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まとめ
今回は、お茶の賞味期限についてお伝えしました。
それぞれの賞味期限は以下の通り。
- 茶葉やティーバッグは半年〜1年
- ペットボトルは半年
- ホットのペットボトルも半年
- 紙パックは早くて2週間〜半年
でしたね。
どれも保存状態にもよりますが、見た目が変色していたり、おかしな匂いや味がしたら、飲むのはやめましょう。
そして、開封したらできるだけ早く飲み切ってください。
空気を追い出した状態の真空パックは、より長く保存できます。
熟成茶ではない限り、早めに飲むのがおいしく飲めるポイントですね。
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