玉露の二煎目で新しい味わいに出会う!

玉露を淹れて飲んだ後、二煎目を飲むという話を聞いたことはありませんか?

 

玉露に限らず、お茶は基本的に一煎目で終わりではなく、二煎目三煎目と頂くことができます。

 

ただし、家庭用の煎茶の場合は、回数を増すごとに味や香りが薄くなってしまい美味しく頂けないこともあります。

 

しかし、玉露は一煎目だけでなく二煎目も美味しく頂けることをご存知でしょうか?

 

一煎目とはひとあじ違った味わいを楽しむことができます。

 

また三煎目も美味しく頂くことができ、上手に入れれば、四煎目くらいまで楽しめます。

 

一般的には三煎目くらいまでをオススメされていますが、ぜひ挑戦してみてください。

 

二煎目以降はカテキンやカフェインが抽出されやすくなるので、苦味や渋みを感じやすくなってきます。

玉露のニ煎目をいただくときの注意点

では、玉露のニ煎目をおいしくいただくためには、どのような点に注意すれば良いのでしょうか?

 

玉露で二煎目以降を美味しく頂くためのポイントは、「お湯の温度」「抽出時間」にあります。

 

玉露は旨味が強く、苦味が少ないお茶なので、一煎目を入れる時は「低い温度」のお湯を使用します。

 

玉露の一煎目は、一度沸騰させたお湯を60度前後に冷まして使うのがいいでしょう。

 

抽出時間は約2分で、低い温度でゆっくりと時間をかけて抽出します。

 

ここでの注意点として、一煎目の玉露は最後まで注ぎ切ることも忘れないようにしたいところです。

 

そうすることで、余計な苦味や渋みが出ることなく、美味しい二煎目を頂くことができるのです。

玉露の二煎目のポイント〜お湯の温度〜

一煎目を飲み終わったところで、二煎目の玉露をいただきましょう。

 

二煎目のお湯は、少し高め70度前後にします。

 

抽出時間も短めで、30秒ほどで構いません。

 

この点は、一煎目の入れ方とは大きく異なるポイントです。

 

玉露のニ煎目は、高温で入れることにより残っている旨みを抽出することができます。

 

ただし、あまり長い時間おいておくと苦味が強く出てしまうので注意が必要です。

 

玉露の一煎目は、深いコクと旨味が楽しめ、二煎目はまろやかな味わいを楽しめます。

 

さらに三煎目は、より温度を上げ、抽出時間はほとんどいりません。

 

上級な玉露になるほど、最初に使うお湯の温度は低めの方が旨みを抽出しやすくなります。

 

並みの玉露だったら60度前後、上級の玉露だったら50度前後と覚えておくといいでしょう。

 

そして、二煎目以降は前の温度より少し高めで抽出時間を短くすることです。

 

これらのポイントを押さえておけば、一煎目から順番に美味しい玉露を頂くことができます。

 

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