番茶で血圧が下がるってホントなの?
番茶を飲むと、血圧が下がるという話を聞いたことはありますか?
香ばしくておいしい番茶を飲むだけで血圧が下がるなんて、高血圧にお悩みの方にはうれしい話ですよね。
高血圧は、現代では珍しくない症状のひとつ、多くの方が悩まされていると思います。
あまりにもよく耳にするのが高血圧なので、意識していないという方もいるかもしれません。
しかし、高血圧は放っておくと大変なことになりかねないのです。
血圧が高くなることで、血管はその圧力に耐えようと「血管の壁」を厚くしようとします。
また、高血圧は動脈硬化を引き起こし、これによって血管が細くなっていきます。
すると、さらに血圧が高くなり、脳卒中や心臓病をまねく要因となっていくのです。
そこで、今回は番茶の血圧に対する効果性や、おススメの飲み方についてご説明します。
番茶で血圧が下がると言われる要因はなに?
番茶で血圧が下がると言われる要因はどこにあるのでしょうか?
まず、血圧を下げるには、病院で薬を処方してもらう方法もありますが、食生活も重要な要素のひとつと言えます。
そこでオススメしたいのが「番茶」なのです。
番茶には、豊富なカテキンが含まれており、このカテキンには血圧を下げる効果があることがわかってきたのです。
また、カテキンには抗酸化作用、脂肪燃焼作用があります。
これらの効果に加え、血圧の上昇に関係する酵素を抑制する効果があるのです。
脂肪燃焼作用は脂肪やコレステロールの減少に作用し、血流をよくします。
抗酸化作用は活性酸素を除去し、血管が傷つくことを防いでくれます。
これらの効果が合わさることにより、番茶を飲むことで血圧の上昇を防ぐ効果を期待できるというわけです。
番茶で血圧の上昇を抑えるための入れ方
番茶が高血圧に効果的なら、毎日でも飲みたいところですよね。
そのためには、番茶に含まれるカテキンをきちんと抽出したいところです。
カテキンは高い温度で抽出されるので、番茶を入れる時には沸騰したお湯を使いましょう。
カテキンなら、緑茶でもいいのではと思われるかもしれませんが、緑茶にはカフェインが多く含まれます。
カフェインには、興奮作用があるので高血圧の場合は避けたいところです。
そこで、カフェインがほとんど含まれていない番茶の方が、血圧のためにカテキンを摂取するのに適しているというわけです。
また、番茶には、血圧の調整に効果的な「カリウム」も少量ですが含まれていますよ。
カテキンの効果を期待するだけでなく、カフェインの少ない飲み物で水分補給するためにも番茶はオススメです。