日本茶の品種について
おいしい日本茶を入れるために、チャノキ(お茶の木)の品種にも目を向けることをオススメします。
たとえば、「やぶきた」は、全国の80%もの茶園で栽培されている、日本茶の品種です。
よく、やぶきたのような「チャノキの品種」と、煎茶や玉露のような「お茶の種類」を混同する場合があります。
ところが、両者はまったく違うものです。
ここでは、そんな「日本茶の品種」についてご説明します。
おいしい日本茶を入れるために、チャノキ(お茶の木)の品種にも目を向けることをオススメします。
たとえば、「やぶきた」は、全国の80%もの茶園で栽培されている、日本茶の品種です。
よく、やぶきたのような「チャノキの品種」と、煎茶や玉露のような「お茶の種類」を混同する場合があります。
ところが、両者はまったく違うものです。
ここでは、そんな「日本茶の品種」についてご説明します。
緑茶を購入すると、パッケージに「やぶきた」と表記されているのをよく見かけますよね?やぶきたは、煎茶や玉露などの茶葉の種類ではありません。緑茶の「チャノキの品種」のことを指しています。ここでは、緑茶の品種「やぶきた」とは、どのような特徴を持っているのかをご紹介します。
緑茶の品種の1つ「さえみどり」とは、全国で生産されている茶葉のおよそ2%を占める優良品種です。鹿児島県枕崎市にある農林水産省野菜茶葉試験場にて、「やぶきた」と「あさつゆ」を交配させて誕生した品種です。さえみどり茶は、鹿児島や宮崎県を中心に栽培されていて、暖かい場所に適したチャノキです。ここでは、そんな「さえみどり」という緑茶の種類や特徴を詳しくご説明します。
緑茶の品種「ゆたかみどり」とは、どんなお茶なのでしょうか?ゆたかみどりとは、日本茶の生産量第1位を誇る「やぶきた」に次ぐお茶と言えます。そう!生産量第2位の有名なお茶の品種が「ゆたかみどり」なのです。ゆたかみどり茶は、主に鹿児島県にて栽培が行われています。ちなみに、日本の茶園面積の、およそ5.3%を占めています。ここでは、そんな生産量第2位の「ゆたかみどり」とは、どのような特徴を持つお茶なのかをご...
緑茶の品種の1つである「あさひ」とは、どのような特徴を持つお茶なのでしょうか?「あさひ」とは、抹茶の原材料である碾茶(てんちゃ)用の品種で、茶の湯に詳しい方の間では有名です。今まで茶の湯では、お点前における濃茶用の抹茶は、樹齢100年を超す「古木」から摘採された茶葉のみを使用していました。ところが近年では、これが徐々に変化してきたんですね。どういう事かというと・・・まず、濃茶に適した「あさひ」や「...
「かなやみどり」という緑茶の品種をご存知ですか?かなやみどりとは、静岡県金谷町にある野菜茶業試験場にて誕生した、独特な香りを持つ優良品種です。「土壌を選ぶ」という特徴があるため、かなやみどりの産地はどうしても限られてしまいます。ここでは、「かなやみどり」という品種が、どんな緑茶なのかをご紹介したいと思います。
緑茶の品種「ふうしゅん」とは、どのような特徴を持つチャノキなのでしょうか?「ふうしゅん」とは、1991年に命名登録された品種です。緑茶の王様と称される「やぶきた」よりも5日ほど遅い晩生種です。ふうしゅんは、主に日本茶生産量第1位の静岡県や、九州地方の宮崎県を中心に栽培が行われています。ふうしゅんには、優れた耐寒性・耐病性があり、多収性のため、茶園の方々から人気があります。こでは、緑茶のチャノキの品...
日本茶には「あさつゆ」という品種のチャノキがあります。「あさつゆ」とは、静岡県金谷町にある茶業試験場にて、宇治在来種の実生から選抜されて育成された早生種のチャノキです。「あさつゆ」で作られた煎茶は甘味や旨味が強く、渋味が少ないことから「天然玉露」とも呼ばれています。「あさつゆ」という品種は、主に九州地方を中心に栽培が行われています。さらに、収穫量も少ないため、煎茶の「あさつゆ」というチャノキの名前...
煎茶の元となるチャノキに「そうふう(蒼風)」という品種があります。「そうふう (蒼風)」は、煎茶にするとやや強めの渋味はあるものの、今までにない甘い花香様の香味を感じられる緑茶・半発酵茶専用に開発されたチャノキです。主に、女性を中心に人気を集めている話題の品種が「そうふう(蒼風)」とも言えるでしょう。「そうふう」は、主に鹿児島県、宮崎県、佐賀県、静岡県を中心に栽培が行われています。その甘い花香様の...
煎茶などに加工されるチャノキに「はるみどり」という品種があることをご存知でしょうか?一口に煎茶といっても多くの種類があり、さまざまな茶葉が使われています。まずは、はるみどりのお話の前に、私たちが一番よく飲んでいる煎茶の品種をご存知でしょうか?一般的に多く出回っているのは「やぶきた」という品種で、香りや味ともに優秀な品種です。しかし、近年ではやぶきたを上回るような品種も出現しており、その中の一つに「...
煎茶などに加工される「めいりょく」というチャノキのことをご存知でしょうか?煎茶の元となるチャノキには、実にいろいろな品種がありますが、「めいりょく」もその一つです。「めいりょく」は、静岡県は金谷市という場所にある農水省茶業試験場にて誕生しました。めいりょくは「やぶきた」を母、「やまとみどり」を父にもつ品種で中生です。ここでは、煎茶等に加工されるチャノキ「めいりょく」についてご説明します。
煎茶などに加工される「さやまかおり」というチャノキをご存知でしょうか?さやまかおりは、1958年に埼玉県狭山市の試験場にて生まれました。さやまかおりは、「やぶきた」が自然交配した中から選ばれ、誕生した品種です。狭山茶の代表格とも言えるのが「さやまかおり」の煎茶です。ここでは、煎茶などに加工されるチャノキ「さやまかおり」についてご説明します。
煎茶などに加工される「おくみどり」というチャノキの品種をご存知でしょうか?煎茶のひとつ「おくみどり」は、静岡県の金谷町という場所の農林水産省野菜茶葉試験場にて誕生しました。「おくみどり」という名前からイメージすると、濃くて深い緑色の日本茶という感じを受けますね。ここでは、煎茶などに加工される「おくみどり」というチャノキについてご説明します。
日本茶の香駿(こうしゅん)というチャノキをご存知でしょうか?「くらさわ」というお茶の品種に、「かなやみどり」というお茶を交配し、出来た苗木を選抜して生まれたのが、「香駿(こうしゅん)」という品種です。静岡生まれのこの香駿という日本茶は、名前の漢字にも使われている通り、とてもいい香りが特徴で、「香りのお茶」とも呼ばれています。新しい品種の為、まだ取り扱っているお店も少ないですが、インターネット上でも...
日本茶のチャノキで「べにふうき」という品種をご存知でしょうか?べにふうきは、本来は紅茶に加工するために開発された、アッサム系の「べにほまれ」という品種と、「ダージリン系」の品種を交配することで出来た品種です。べにふうきは、緑茶に加工すると、アレルギーを抑制する効果のある「メチル化カテキン」という物質が多く発生することが分かっています。そのため、現在では主に紅茶用としてではなく、「花粉症などアレルギ...
緑茶の「つゆひかり」という名前を聞いたことはありますか?「つゆひかり」という日本茶は、「あさつゆ」と「静7132」を交配して生まれた「静岡県産」の新しい品種です。天然玉露と言われた「あさつゆ」と、香りの爽やかな「静7132」の特徴を受け継いでいると言えるでしょう。ですから、つゆひかりも口当たりが良く飲みやすくて、良い香りのするお茶です。つゆひかりは、まだ栽培している面積が少なく、流通量自体もとても...
日本茶(緑茶)の「こまかげ」という品種の名前を聞いたことはありますか?「こまかげ」は、お茶の名産地として知られる京都府の宇治市で生まれた品種です。こまかげは、「玉露」にするのに適していると言われる品種ですが、「煎茶」としてもとても人気があります。ここでは、高級感あふれる日本茶の「こまかげ」という品種の特徴や味・香りなどについてご説明します。
日本茶(緑茶)の「たかちほ」という品種の名前を聞いたことはありませんか?「たかちほ」は、釜炒り茶用に生まれた「宮崎県産」の品種です。高千穂峡(たかちほきょう)は、観光の名所としても有名ですね。「釜炒り」というお茶の製法は、煎茶よりも前に中国からやってきた「昔ながらのお茶の加工技術」です。煎茶が日本茶の主流となった今では、釜炒り茶は「九州の一部」、「宮崎県」と「熊本県」、「佐賀県」と「長崎県」ぐらい...
日本茶(緑茶)のチャノキの一種である「藤かおり」をご存知でしょうか?「藤かおり」は、「やぶきた」という品種と、インドアッサム系の「印雑131」という品種を交配することによって出来た「静岡県藤枝市」生まれの品種です。お茶の世界では有名な「森薗市二先生」と「小柳三義先生」が藤かおりを誕生させました。藤かおりは、育成も加工も難しく、とても「希少な」品種のお茶です。花のような華やかな香りがあり、甘くて飲み...
日本茶(緑茶)のチャノキの一種である「やまかい」という名前を聞いたことはありますか?「やまかい」は、「静岡県」の茶業試験場で「やぶきた」という品種を自然交雑した実生の中から選抜して生まれた品種です。新芽や出来上がったお茶が山のお茶らしいことから、「山峡(やまかい)」という名前を与えられました。やまかいは生産数がとても少なく、独特な香りを持つ「珍しい」お茶です。好き嫌いが分かれると言われるほど独特な...
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